行政書士が兼業でアルバイトする場合の8つのポイント

 

基本的には兼業はしない方が良い。
以前の記事でも書きましたが、営業も実務の研鑽も中途半端で業務が出来なくてズルズルとバイト生活が長くなるリスクがあるからです。
それでも生活費や運転資金が足りない場合は背に腹は代えられないのが現実。

 

実際にこのサイトも「行政書士 アルバイト」「行政書士 兼業」「司法書士 バイト」のキーワードで検索されています。
司法書士もバイト生活を余儀なくされるのは何とも暗い話ですね。

 

行政書士をしながらバイトするなら以下の8つのポイントがあります。

 

・居心地が悪い。
・時給が高い。
・社会保険が払われない規模の職場や時間で働く。
・なるべく人と接する職業を選ぶべし。
・バイトを本気で仕事しない。
・人不足すぎる職場は辞めにくい。
・お勧めは士業系事務所もしくは顧客にしたいと思ってる業種。
・バイト先の人を顧客候補と思うなかれ。

 

居心地が悪いバイト先

まずは居心地が悪いバイトを選んだほうが私は良いと思います。
同じ働くならば、人間関係が良くて仕事も適性があるところで仕事したいと思います。
ここで考えてください、貴方は何故アルバイトをするのか。

 

バイトを本業する訳ではありませんよね、行政書士をするためですよね。
バイトは手段であって目的ではありません。
人間関係が良すぎると、辞める踏ん切りがつかなくなり木乃伊取りが木乃伊になってしまいます。

 

仕事先の人間関係が悪ければ、目的を忘れることはありません。
一刻も早くクソみたいな職場から脱出したいと思うから、バイトしながらでも必死に行政書士の営業なり実務の勉強なりをするはずです。

 

 

 

管理人の体験談ですが、
行政書士事務所を維持するため、生活費のためにバイトをしていました。
そこはコンビニバイトより時給がよく、社会保険完備で有給も15日近くありました。
人間関係も悪くなくて、行政書士をしなくても良くね?って感じでした。
しかしバイトはどんなに頑張ってもバイトです。
要らないと言われたらアッサリと退職に追い込まれます。
仲の良かった人が簡単に馘首(クビ)にされて、目を覚ますことができました。


 

 

クソみたいな職場・・・言葉は悪いですが、バイトが楽しいと其処に居続けたいというモチベーションが働きます。
人間はとても弱い生き物で、周囲の環境に強く影響を受けるものです。
仕事先が快適で楽しすぎると、其処から抜け出したくなくなります。
頭では行政書士をするのだと分かっていても、決意が徐々に弱まっていきます。

 

もう少しお金を貯めてから、サイトが完璧に出来上がってから、実務をもっと勉強してから、キリの良い時期になってから・・・
辛く厳しい行政書士事務所の経営から背を向けてしまいます。
気が付けば何年も経って、同期や後輩にドンドン追い抜かれてしまった事例は枚挙に遑がありません。

 

時給が高いバイト

同じアルバイトでも800円と1000円では貰うお給料が全然変わってきます。
私的にはバイトは短期間でスパッと辞めてしまうのが一番だと思います。
バイトを長期間すればするほどに泥沼に嵌ってしまいます。
バイトするならば、短期決戦で集中してお金を貯めてしまったほうが良いでしょう。

 

社会保険が払われない規模の職場や時間で働く。

これもズルズルとバイトを続けない為に必要なものだと思います。
最近では300人以上の職場では週に4時間で時給が1000円を超える職場だと厚生年金や健康保険といった社会保険が付きます。

 

社会保険も行政書士事務所をするモチベーションが下がる要因だと思います。
ご存知の通り士業の大半は自営業者で、国民健康保険と国民年金です。
たとえ少額でも厚生年金があると、間違いなく行政書士として働くよりも高い年金支給額になります。

 

同じだけの年金額を貰おうとすると付加年金に年金基金で月々の負担が大きくなります。
社会保険は人材を引き留めるために必要なものですが、行政書士のためにバイトを兼業する際にはデメリットです。
もっとも私がお勧めするバイトだと間違いなく社会保険はないでしょうけど。

 

 

なるべく人と接する職業を選ぶべし。

行政書士に限らず士業はコミュニケーション能力がとても重要になってきます。
自宅で1人でできる仕事で嫌な上司も部下も同僚もいない気楽な仕事として行政書士を選んだ人にとっては厳しいです。
士業ほど人と深く関わる仕事も少ないと思うくらいです。

 

バイトでも殆ど人と接しない仕事もあります。
例えば郵便局で葉書や封筒の区分のように延々と一人でする仕事もあります。
だけどもバイト兼業の行政書士はできる限り接客業など人と接する仕事を選んだ方が良いと思います。

 

人と関わらないバイトは確実にコミュニケーション能力を減退させます。
人と接しないとコミュ力は恐ろしいくらいにスグに落ちます。
他人と数か月も喋らなければ、人とまともに話せなくなるリスクがあります。

 

また嫌な客や同僚に笑顔(顔に出さない)で対応できるスキルは行政書士として必須です。
無理難題を言ってくる客のあしらい方の練習になるので一石二鳥ですね。
同じバイトをするなら役に立つ仕事をしたいですね。

 

バイトを本気で仕事しない。

社会人として失格かもしれませんが、バイトを本気でやってはいけません。
むしろ仕事が出来ない奴と思わるくらいで十分だと思います。

 

バイト先にとって、安い時給で大真面目に仕事をしてくれる人ほど有難い存在はありません。
真面目な勤務態度によって、ドンドン仕事が振られていきます。

 

行政書士になるような人は勤勉な人が多く、与えられた仕事に一生懸命取り組み、少々の無理難題でもこなせる能力があります。
気が付けば社員並みの責任感と仕事を押し付けられ、バイト先の都合を優先せざるを得なくなります。
貴方の勤勉さに付け込まれてしまいます。

 

最初は週3で4時間くらいだったのが、気が付けば週5のフルタイムでリーダー的な仕事を任せられていたという洒落にならない可能性もあります。
ここまで来ちゃうと簡単に辞められなくなりますし、行政書士としての研鑽も営業も何も出来なくなります。

 

またバイトは本気でやればやるほどに割が合わなくなっていくものです。
適当に仕事をするのは社会人としては失格かもしれませんが、貴方はバイトリーダーをするのが目的ではありません。

 

 

人不足すぎる職場は辞めにくい。

行政書士が兼業でバイトする場合には、人不足が激しい職場や業界も避ける方が良いでしょう。
人が居ない会社やお店は簡単に入ることができます。
その代わりお金が貯まっても、スグに辞めにくい環境が整っています。
真面目な人であれば次の人が来るまでと思いながらも、変わりはスグにはやってきません。

 

 

 

 

学生時代にバイトしていた職場が人不足で、辞めても補充がないところでした。
新しい人が来たら、辞めても大丈夫と言われながら1年間も引き延ばされた経験があります。
人が来ない会社は本当に誰も来ませんし、入ってもスグにいなくなってしまいます。


 

 

お勧めは士業系事務所もしくは顧客にしたいと思ってる業種。

行政書士がアルバイトするのであれば、少しでも本業に役に立つスキルや顧客のことが理解できる職場を選ぶのがいいと思います。
行政書士事務所でバイトできるのが理想です。

 

もっとも事務所に入ったからと言って、手取り足取り教えて貰えないでしょうが。
下手すると実務も携わるチャンスすら無いかもしれません。
それでも先輩の仕事のやり方やマニュアルなど参考になることは一杯あります。

 

行政書士事務所の求人は数が少なく、希望者が多いのでバイトでも難関です。
正攻法ではないですが、先輩の事務所で修業させてもらえた幸運な事例も存在します。

 

行政書士がダメなら、税理士や社労士、司法書士などの隣接士業の事務所も悪くはありません。
士業という独特の業界を垣間見ることが出来ます。
仕事のやり方も参考になるでしょう。
税理士事務所でバイトするなら簿記2級くらいは必要です。

 

ターゲットとして狙う業種の会社やお店

視点を変えて顧客にしたいと思っている業種でバイトするのも悪くはないでしょう。
クライアントがどんな仕事をしているのかを肌で実感できます。
その時の経験が行政書士の営業やサイト作りに生かされる筈です。

 

例えば建設業許可を狙うなら、建設会社や工務店のバイトをするのも良いでしょう。
体力が無いと厳しいから出来る人はどれ位いるかは未知数ですが。

 

風俗営業をメインに据えるならば、お水系の仕事を経験するのも一つの手ですかね。
これも性格や適性が求められるから万人にお勧めできるものではないすけどね。

 

運送業を狙うならば、タクシー会社で洗車のバイトでも・・・良いのでしょうかね?
ダンプの運転手をしていた人が特殊車両通行許可申請を専門でやっているケースもあります。
コールセンターというのも悪くはありません。

 

バイト先の人を顧客候補と思うなかれ。

行政書士の先生が運営されているブログで、バイト時代の仲間から相談を受けて仕事になったという話はたまに聞きます。

 

私の狭い経験では、簡単な相談とアドバイスを求められたことはありますが・・・
それが業務に繋がったかというと・・・

 

行政書士の仕事でも内容証明系や相続系の仕事であれば、どうしても相手の深い部分まで知りえる立場になります。
あまりにも自分と近い人には、言いたくないことは多いです。

 

例えば自分が住んでいる隣に士業の事務所があっても、相談はする人は少ないと思いますよ。
近所付き合いをする相手に一方的にデリケートな部分を知られてしまうから。
相談をする場合は、近所でも少し離れた人になります。

 

 

 

バイト兼業時代にバイト仲間から、何かあったら相談するね!
と何度も言われましたが、相談を受けたことは1件もありませんでしたね。
行政書士の仕事の性質上、相手のプライバシーを知ってしまうことになりますから。
知り合いには頼みにくい面があります。
私もバイト仲間の人にデリケートな相談をしたくないです。


 

 

バイト先の人間や会社を自分の顧客にしようと、変な色気を出すと人間関係がおかしくなるリスクもあります。

 

・・・思えばこのサイトでは○○しない方がいいといネガティブな内容が多いですね。

 

 

最後に

兼業でアルバイトは、致し方ありませんが。
目的を忘れてはいけません、貴方は行政書士であってフリーターではないのです。
バイトしながらでも研鑽や営業(サイト作りやポスティングや相談会やセミナーの開催など)をすることを怠ってはいけません。

 

実務や営業を勉強するのにメルマガも有効な手段です。
ここで紹介するのは、私が購読して良かったものを厳選して紹介しております。

 

 

行政書士専業になる為に有効な無料メルマガ

 

 

 

ここまでお読みいただき、有難うございました!
他の記事も読んでいただけると、嬉しいです。


 

ページの先頭へ戻る