長文記事が多い行政書士のホームページは意外と集客が難しい
行政書士のホームページ集客には、一定以上のアクセス数が必要です。
概ね100アクセスにつき、1件から2件の問い合わせに繋がります。
問い合わせに繋がるアクセスを集める方法は、広告やSEO、SNSなどがありますが。

一番件数が多くなるのがSEOです。
SNSでもアクセスが取れますが、SEOに比べるとアクセス数も質も違います。
SEOで問い合わせをゲットするには、上位表示が必要不可欠です。
検索エンジンで上位表示させるには長文記事とオリジナル画像が多いのが良いです。
自分の肌感覚でも、これは間違いないと思います。
これも自分の所有するサイトから得た感覚でしかありませんが。
特定のジャンルに特化した長文記事が多い特化型サイトは、意外と運用が難しいです。
特に長文記事が増えるつれて、難易度が上昇します。
その理由は2つほど考えられます。
・長文記事は意外とクリック率が低くなる。
・離脱率が高くなる可能性。
・長文記事どうしが喧嘩(カニバリゼーション)を起こしてしまう。
長文記事のクリック率が低くなる理由
ビッグキーワードを狙うような長文記事は、クエリの内容を網羅した記事になります。
要はあれもこれもとコンテンツに詰め込んでいくスタイルです。
長文でガッツリとした記事は、色々なキーワードでそこそこの順位で表示されます。
普通に考えると、色々なキーワードでヒットするからアクセスが増えると思いますよね。
例えば「帰化申請」のクエリで上位表示させるために、帰化の色々な情報を詰め込んだとします。
そして上位10位以内に入れたとします。
色々な情報を詰め込んでいるので、他のキーワードでも順位がついてしまいます。
例えば
・帰化 条件
・帰化 要件 7つ
・帰化 日本人と結婚
・帰化申請 メリット
・帰化 生計要件
・帰化 居住要件
・帰化 素行要件
・etc・・・
これらの関連キーワードでも上位表示しやすい傾向にあります。
そして記事のタイトルを「帰化申請とは」とします。
「帰化申請」のキーワードでGoogleやYahoo!検索で、そこそこの検索ニーズがあります。
広告も多く付いているので、問い合わせに繋がりやすいキーワードであることが分かります。
「帰化申請」で検索する人たちは「帰化申請」についての、全体的な情報を探しているケースが多いです。
ズバリの「帰化申請」なら問題ありません。
しかしながら、「帰化 要件」や「帰化 日本人と結婚」等といったクエリで検索した場合は様子が変わります。
「帰化 要件」や「帰化 日本人と結婚」でヒットしても・・・
順位がついている記事のタイトルは「帰化申請とは・・・」になります。
検索するクエリの単語数が多くなれば、そのものズバリの情報を探しています。
タイトルにも該当するキーワードがズバリで入っていないと、検索されずにスルーされてしまいます。
自分の求めている情報が無さそう。
これが長文記事のクリック率を低下させる理由になります。

せっかく上位表示しても、クリックされなければ意味がありません。
個別記事にタイトルを合わせると、本命を犠牲しかねません。
難しいところですね。
離脱率が高くなりやすい
これも帰化話になります。
帰化のクエリで上位表示しているサイトがあります。
(私のサイトではありません。)
ライバルサイトなのでリンクも名前も掲載いたしませんが。
このサイトも長文記事を多数ぶつけるスタイルで上位表示しています。
長文記事はSEOで非常に有効な手段であることの証明になりますね。
このサイトの特徴は、色々な情報を詰め込むスタイルです。
1つの記事が色々なキーワードで上位表示しています。
(この部分は称賛に値します。)
ただ惜しいことに・・・
文書が多すぎて、どこに何が書いて有るのかが分かり難いのが欠点です。
「帰化 生計要件」で検索したら
「帰化の要件は7つあります」というような記事がヒットします。
(しかも1番から3番くらいに)
上位に居るから、クリックされます。
表示された画面が、文字びっしり、どこに書いて有るか探すのが大変だと、訪問者は探すのではなく、もっと分かりやすい記事を求めて去っていきます。

ちょっと探して見つからないので離脱されてしまいます。
帰化に限らず今は、行政書士のサイトは幾らでもあります。
すぐに離脱された方は、問い合わせが来る確率が低くなります。
ほしい情報が見つからないから離脱されてしまう。
これも大規模特化型サイトの厳しさです。
長文記事が喧嘩(カニバリ)して順位下落
最後は網羅型の長文記事が増えてくると起こるコンテンツの重複問題です。
長文記事には、色々な情報を色々な角度から論じていきます。
長文の記事の宿命として、一部内容が被る性質からは逃れられません。
特に帰化申請のような範囲が狭いジャンルになると、その傾向は顕著です。
私が経験した重複コンテンツによるカニバリゼーションは以下の通りです。
・トップページで「帰化申請」の1文字を狙った記事を書く。
・帰化に関する情報を薄く広く書く。
・個別の記事で、突っ込んだ内容を詳細に書く。
・個別記事では「帰化 条件」や「帰化 面接」などのクエリを狙う。
サイトの方針は、こんな感じです。
普通のサイトはトップページから記入します。
その後に個別記事を順番に入れていきます。
初期のころはドメインも弱くて、順位が付きません。
インデックスされるスピードも遅いです。
記事数も少ないので、重複問題も起こりにくいです。
しかしながら・・・
記事数が増えてきて、ドメインが強くなってくると状況が変わります。
皮肉なことにドメインが強くなればなるほど、この現象が起こります。
・トップページが狙ったキーワードで上位20位くらいに入りだす。
・トップページが他のクエリでも、そこそこの順位(25番から40番くらい)に入りだす。
こうなると厳しくなってきます。
新しい記事を書いても、前に書いたトップページが足を引っ張ることになります。
・新しい記事は「帰化 条件」を狙うとします。
・帰化の条件に関する情報を長文で記入します。
・「帰化 条件」で上位10番以内(正確には1位から5位)を狙えるだけのコンテンツ。
この様な条件で、書いても順位が付かない現象が発生します。
理由は、すでにトップページで順位が付いてしまっているからです。
新しい記事を書いても、すぐにはヒットする記事が交代するとは限りません。
(数か月経過しても、変わらなかった記事も少なくないです。)
もしくは順位が付いても、前の記事の下になります。
同じサイトからの記事は一つのクエリで2つまで、順位も同じような場所になります。
上位に上がらないから、クリックされない、クリックされないからアクセスが来ない状況になります。
一番悲惨なのは、記事の内容が被っているとして、上位表示していたキーワードも下落する可能性があることです。
重複が増えてくれば、確実に順位が落ちてきます。

ここで順位が落ちたのは、コンテンツが足りないと考えてしまう人が多いです。
(または下手なSEOコンサルから指摘される。)
結果と取り戻そうと長文記事を書きまくります。
その結果、重複記事が増えアクセス数が減っていくことに。
追記:シッカリしたコンテンツであれば長文でも精読率は高い
私の経験上ですが、中身のない空長文だと離脱率も高く問合せにも繋がりませんが・・・
内容の濃いコンテンツだと、文書だらけの記事でも読み込んでもらえます。
そんな記事を書くためには、実務知識の習得が必要不可欠です。
しかしながら漫然と基本書を読むだけでは、中々頭に入ってこないものです。
ここでお勧めするのは、行政書士が発行する実務メルマガです。
実務経験者の意見が入ったメルマガは読み応えもありますし、コンテンツ作成のヒントにも繋がります。
(そのまま書くのはNGです。)
私が参考にしているメルマガをご紹介します。
様々なYouTubeやメルマガ、サイトを見てきて一番良かったのが上記で紹介するメルマガでした。
良かったらこちらの記事もご覧ください。
あとがき
最近のSEOは長文記事に厳しくなっています。
個人的には上に書いたように、同じような情報になり易いジャンルがキツイです。
しかしながら、ある程度の長文を書かないと、上位表示しないのも事実です。
大規模特化型サイトを作る際には、記事の重複とタイトル付けに注意しながら書きましょう。
ちなみに・・・
SEO界隈で言われる長文とは1万字とか2万字クラスです。
2000文字や3000文字は長文には入りません。
500や600では、話になりません。
