最初はバイトで兼業しながら行政書士は危険で無謀
行政書士は比較的に低資本で開業できる仕事と人気があります。
行政書士事務所を開業時、登録費用と30万円くらいしか用意しないで事務所を経営する人もいます。
行政書士に限らず士業は事務所を開けても即日銭が入るような商売ではありません。
当然ながら数か月は無収入を覚悟すべしです。
そして収入のない間、事務所の運営コストと生活費を賄うお金が必要になってきます。
この段階で十分な開業資金を用意していれば問題ないです。
しかし行政書士会への登録費用と最低限の運転資金しか用意していなければ、お金を調達しなければいけません。
無収入の期間を乗り切るだけのお金をどこから調達するのか方法は四つあります。
・予めお金を貯めてから開業する。
・アルバイトで生活費と運転資金を賄う。
・親族から援助を受ける。
・金融機関からお金を借りる
親から援助がある場合と貯金があるケースは、あまり資金面を気にしなくてもよいですから、
金融機関でお金を借りる話は別の記事でお話します。
この記事ではアルバイトと兼業で行政書士をするメリットとリスクに関してお話しします。

一番良いのは自分でしっかりと開業資金を貯めてから独立することだと思う。
私的に一番厳しいのが、アルバイトしながら事務所を維持することかな。
特に時間の融通が利かなくて、資格と関係のない業種だと最悪。
アルバイトで生活費と運転資金を賄う。
新人の行政書士は無収入の期間を耐えるために夜間や休日にアルバイトしている人が多いですね。
この時に行政書士事務所でアルバイトが出来れば、実務を実践しながらバイト料が貰えるから理想的です。
私の周囲の先生が行政書士事務所での修業を勝ち取った方法はこちら

行政書士事務所でアルバイトできれば最高だけども
現実的には全員ができる方法じゃない。
もしくは会計事務所でバイトするのもおすすめです。
経理の実務が学べて、行政書士で記帳代行業務に生かせる。
実際は先輩の事務所は会計事務所などでバイトできる人は少ないかと思います。
現実的にはコンビニの店員やコールセンター勤務など時間に融通が利きやすい仕事が中心になります。
バイトすることのメリット
開業資金を最低限にまで抑えることができる。
自宅で事務所をする場合だと、家に応接セットやキャビネットがあれば30万円程度で事務所登録することができます。
文字通り小資金での開業が可能になります。
運よく先輩の事務所や他士業事務所(会計事務所や司法書士事務所)などに潜り込めた場合は、実務や士業独特の仕事の進め方を実践で学べるのでメリットはさらに大きくなります。
もしくはバイト先で行政書士のお客様になってくれる人が出てくるケースもあります。

私が駆け出しの頃にバイトしていました。
「お客様になってやろうか?」、
「何かあったら相談するわ」と
有難いお言葉を頂いたことは、かなりあります。
後でリップサービスだったと気が付きました・・・
ちょっとだけ落ち込みました。
バイトのデメリット
行政書士業務に専念できなくなること。
資金が極めて少ない状況で開業すると、アルバイトの時間を増やさざるを得ないです。
バイトの日数が増えてくると、事務所の仕事が全くできなくなります。
お客様からの問い合わせや相談の依頼は、ある日突然にやってきます。
こっちの都合など先方には関係なしです。
そして貴重なお問い合わせや面談をアルバイトでフイにしてしまう可能性が高いです。
先方が望んだ時間帯にバイトが入っていて、休めなければ、それっきりで二度とアプローチはありません。
お問い合わせから正式依頼に繋がるチャンスをドブに捨ててしまいます。
正式な業務を受注できれば、それが実績として残ります。
実績ができれば自信もつきますし、次の依頼に繋がっていきます。
新人が一つのお問い合わせをフイにすることは、想像以上に深刻です。

入会したばかりの頃に先輩先生から口を酸っぱく言われたこと。
親元で生活して生活費がいらないなら、即座にバイトを辞めて専念するようにと。
行政書士として専業になれなくなるぞと。
最初のころは言っている事はわかるけど・・・と思っていた。
本当の意味は数年後になって、痛いほどに分かるようになった。
行政書士事務所の仕事は、お客様との対応や書類作りだけではないです。
新人の時はサイトを作ったり、実務の勉強や研修会に参加するなどの時間が必要です。
業務に必要な請求書やファックス送信状などのビジネス書式をそろえたり、お客様とのヒアリングシートを作ったり。
この手の作業は事務系の仕事をしたことがない人であれば滅茶苦茶時間がかかります。
ネットで無料で書式を集めても、行政書士に最適なものは殆ど落ちていません。
バイトしながらの兼業で行政書士はお勧めしない
小資金で開業できるという言葉を鵜呑みにした私も登録費用とは別に100万円くらいしか用意していませんでした。
そして最初はお客なんか来ないだろうから、バイトしながらやって行けば良いと考えていました。
私の場合、行政書士事務所や会計事務所など業務に役立つスキルが手に入るバイトを選択しませんでした。
そしてお客様のお問い合わせを何件かバイト時間の都合で、お見送りする羽目になりました。
結果的に業務でお金を頂けるようになるまでに、非常に時間がかかりました。
行政書士で独立開業する際は、できる限り生活費は1年分以上。
それとは別に事務所の維持費と広告費を用意することをお勧めします。
バイト兼業先生ではなく専業行政書士になるために
行政書士をする為にバイトをする事は、悪くは無いですが。
そこから抜け出せなければ、先に待っているのは地獄です。

バイト生活をしながらの行政書士は真綿で首を絞める行為です。
バイトの為に行政書士が疎かになるのは本末転倒としか言いようが無いです。
そうならない様にする為にも、バイトの無い時間はマーケティングや実務の勉強を積み上げる必要があります。
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