行政書士で独立開業は無謀なのか?
このサイトは実際に独立した事務所を経営している行政書士が自らの体験をもとに、行政書士の開業が無謀であるのかをお話しします。
基本的に他サイトや開業本のリライト(書き直し)記事を使わないで、完全オリジナルな記事がモットーです。
失敗経験などが結構多めです。
御礼:ついに「行政書士・開業」と「行政書士・独立」のキーワードで1位を取ることができました!

「行政書士 開業」のキーワードで1位を取得した証拠画像。
令和元年の11月に「行政書士 開業」のキーワードで1位になりました。
現在はアップデートで2ページまで下落しました。
ここまで来れたのも、サイト訪問者の皆様のおかげです。
ありがとうございます。
令和元年の6月10日、GoogleとYahoo!の検索結果で「行政書士 開業」のキーワードで2位を取ることが出来ました。行政書士開業のクエリの上位表示は2019年の7月7日にも健在でした。
この検索順位は令和元年10月現在も健在です。
2019年の9月24日にGoogleのコアアルゴリズムのアップデートがあり、多くの関係サイトが順位を下落させる中でも上位表示を堅持しております。
また「行政書士 独立」での1位を死守しております。
また令和元年10月5日の「行政書士開業」と「行政書士独立」のクエリの検索結果の画像。
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右上の画像がタコの絵になっているのが、日時の証拠になります。

2位から下の検索結果は微妙に変化しています。
前回は3位だったサイトが少し落としました。
代わりに出版社のサイトが上に来ています。
ちなみにスマホ検索も2位に表示されていました。
こちらも証拠画像を掲載いたします。

スマホで「行政書士 開業」のキーワードで検索した時の画像。
訪問者の皆様には厚く御礼申し上げます。
3年近くかかって、やっとここまで来ることが出来ました。

これからも、少しでもお役に立てるオリジナルコンテンツを増やして行きたいと思います。
更新頻度が高くなく記事数も少ないですけど、頑張って記事を書いていきます。
当サイトの記事一覧
行政書士の無謀な開業とは準備不足の見切り発車でスタートすること。
私が考える無謀な開業とは、楽観的になんとかなると考えて、周到な準備をしない状況で営業・集客活動を行うことです。
行政書士に限らず税理士や社労士などの士業は比較的に低予算で独立開業できる仕事であると言われてます。
資金的な面では確かに士業は多くの資金を必要としない事業です。

比較的にお金が要らないというのが意外と曲者です。
管理人的には、アルバイトをしなくても1年くらいは大丈夫なくらいは資金がいると思います。
アルバイトで事務所の運転資金や生活費を賄うやり方は専業で活躍するのに時間がかかります。
管理人もアルバイト生活から長年抜け出せなくて苦労しました。
行政書士の新規参集者のレベルが上がってきている。
そして行政書士の開業者は常に右肩上がりで増え続けています。
私が事務所を営んでいる場所は、とある地方都市で東京程に大きくはありませんが、新人行政書士は増え続けております。
実際に私が所属する行政書士会の支部でも2019年現在で年間に3人から4人くらいは新規入会者が増えています。
しかも年々と新規開業者の質が上がってきている気がしますね。
直近では旧帝大出身の先生が2人も入会してきました。
アッサリと追い抜かれそうな感じがします。
さらにこの夏には立て続けに新規開業した行政書士の先生が増えました。
それだけ独立開業には夢があるのでしょう。

行政書士を廃業する人は多いのかなと思ってましたが、
自分の支部では、廃業する人は年間に2人か3人くらいでした。
事実上は開店休業な人もいるのでしょうが、意外と廃業率は低いです。
準備不足な人は少なくないです。
私は立場上、新人の行政書士先生のお話を聞くことが多いです。
多くの場合で新しく入会してきた人は行政書士に自分の未来を託しています。
しかしながら用意周到に準備を重ねた人は、あまり多くはないような印象をうけます。

偉そうなことを言っている管理人ですが。
彼も勤め人が向かない、嫌だと言って行政書士試験を受けて、
ぶっつけ本番で何とかなると高を括り、最低限の事前準備もしないで登録した大バカ者です。
何となく開業して長年上手く行かず長年バイトで糊口をしのぎ、同期や後輩に馬鹿にされた行政書士の手記のようなものです。
試験合格と登録=真の意味で行政書士になったとは言えない
試験に合格して都道府県にある書士会に登録すれば、法的には行政書士と名乗ることができます。
そして行政書士法で定められた業務を行えます。
しかしながら、法律上で出来る=自分にも出来るとならないのが現実。
一度も行政書士業務に触れたこともない、如何なる後ろ盾もない状況でいきなり一国一城の主になってしまう。
行政書士で成功した方の多くが、集客を最優先にして実務知識は依頼をこなしながら覚える物だとおっしゃっています。
これを鵜呑みにしないでください。

マーケティングを知っていれば、ネット集客で営業しなくても相談者がバンバンやってきて、実務は実戦で行動しながら覚えればよい。
例え分からなくても役所に聞けば、万事OK・・・なわけないだろ!
このやり方でやれば、遅かれ早かれお客様に迷惑をかけてしまう。
行政書士は基本的に零細企業です。
所長は経営者であり社長です。
基本的に経営者という生き物は、綺麗な部分だけを見せて裏側を決して見せません。
経営者の語る見栄えの良い部分だけを信じるような無邪気な人は少ないと思いたいですが。
どこの世界に将来的には商売敵になる人間に塩を送るような親切な人がいるのでしょうか。
どんな店でも広告を出す前に徹底的にリハーサルを行う。
ラーメン店に限らず、どんなお店でも大々的に集客を行う前に、リハーサルを繰り返しグランドオープンの時には最高のレベルを発揮できるように持っていきます。
開店した時には、自信作のラーメンがあり、接客もバッチリな状態を作り上げていきます。
そして広告を使って、お客様の来店をお待ちします。
もしこの段階でラーメンが何時までも出てこない、従業員の接客態度が最悪な状態でお客様だけを集めたらどうなるでしょうか?
お金をかけて集めたお客様は二度と来てくれないでしょう。
周到な準備が必要
行政書士で最低限の専門知識を入れて、いきなり集客に血道を上げるということは、商品がなく接客態度が最悪な店に客を呼び込むことと同義です。
多くの相談者が来ても正式依頼に繋がらない、依頼をもらっても業務がこなせない。
依頼者はお金を払って迅速な解決を望んでいるのに、何時まで経っても解決しない。
結果的に仕事ができない行政書士というレッテルを貼られてしまう可能性が大です。

そうならない様にするためにも、キチッと準備をしてから集客を行うことが大事です。
準備が不完全な状態での行政書士の開業は無謀そのものです。
行政書士の開業には色々な準備が必要になります。
行政書士として生きていくには、実務が出来ることが必須です。
実務ですけど、許認可業務であれば行政庁のウェブサイトからダウンロードすることができる許可の手引きや申請書の書き方だけでは厳しいです。
建設業許可や宅建業免許に限らず、多くの営業許可では商業登記簿や不動産の登記簿が読めないと仕事が出来ません。
または社会保険や税金に関する知識も必要になるシチュエーションは頻繁に発生します。

登記簿・税金・社会保険はそれぞれ、司法書士、税理士、社労士の専門分野ですが、行政書士であっても最低限の知識が無いと仕事にならない事がよくあります。
さらには事務所を経営するための知識を蓄えることも大切ですね。
例えば会計の知識は確定申告を行う為だけでなく、事務所の現状を知るうえで必要になってきます。
また経理の知識があれば、記帳代行の仕事をすることもできるようになってきます。
ほかにも相談者を集めるための集客スキルや相談者を依頼者にする為の営業スキルも欠かせないものです。
昨今ではネット集客に関係する知識も必要になってきますね。

当サイトの管理人はSEO対策とネット集客が比較的に得意です。
その代わりに人脈作りのための交流会や懇親会で活発なコミュニケーションが苦手です。
両方できるのがベストなのでしょう。
行政書士の経営や実務を勉強できるメルマガ
行政書士を開業前、直後、開業数年後と様々な実務書や研修、YouTubeやメルマガを見てきました。
多くは素晴らしいですが、一部は微妙な物も少なくありません。
その中でも良かったと思えるメールマガジンを紹介します。
実務に関しては基本的な知識から、実践的なノウハウまで網羅しており、マーケティングは再現性が高い内容になっています。
良かったらこちらの記事もご覧になってください。

