ブログやネット集客が必要なのは紹介が少ない行政書士だから?
先日、スマホで「行政書士 ネット集客」で検索すると上位に表示されていました。
更新は数か月に一回、しかも記事数はこの記事を含めて14記事しか入っていないのに関わらずです。
多少のSEO対策を施してはいますが、正直驚きました。
「行政書士 ネット集客」のKW(キーワード)で3位に表示されている記事はこちら。
新人の時に支部や研修会の懇親会で講師や先輩先生に仕事をどうやって取るのかを聞いた人は少なくないと思います。
いくら行政書士の業務範囲が広いといっても、依頼してくれるお客様がいなければ、なんの意味もありませんからね。
行政書士100人?に聞きました
ごめんなさい、百人は嘘です、せいぜい十数人です。
私も仕事が無くて色々と営業法を模索していた時は先輩行政書士に営業方法を聞いた経験があります。
答えはまるで示し合わせたかのように。
「紹介で仕事が来る」
と仰られ、それ以上のことは教えてもらえませんでした。
この人たちは別に嘘を吐いているわけではありません。
本当に紹介だけで事務所が回っているのです。
業歴が長く顧客の蓄積がある人は、マーケティングが必要なくなっていきます。
すごく羨ましいですね。

日本で大人気な経営学の権威、ドラッカー教授も「マーケティング活動が要らないのが最高だ」と。
いつかは私もそんな事務所にしていきたいです。
一部のネットに強い先生が
「ネットで問い合わせがくる」
と言っていた先生も。
その先生のサイトはクオリティが高すぎて、自分には到底マネできるものではなかったです。
何故か失敗した営業方法は教えてくれる
ただ上手くいかなかった営業方法は教えてもらえました。
「新聞やミニコミ誌に広告を掲載しても反応は一見もなかった。」
「ダイレクトメールを出したけれど、問い合わせの電話はゼロだった。」
↑
私も一時期、ダイレクトメールで集客をしていた時期がありましたが・・・・
「この住所にこの人は居られません」と郵便局のハンコが押されたDMが大量に戻ってきました。
また「受け取り拒否」と書かれたDMが返ってきました。
思い切って送ったダイレクトメールの反応は・・・事務所でマジ泣きしそうになりました。

研修会の講師がDMは全く効果がないと言っておられたので、実際に検証したら、この結果でした。
私のやり方が悪かったのか、出したところが悪かったのか。
DMを作った時間にリストを集めた時間とお金だけが消えてしまいました。
少なくとも私にはダイレクトメールは向かないようですね。
ネット集客はどうなのだろう
ではインターネットで行政書士の営業活動を調べてみると
「売上の大半はネット経由での集客」
「PPC広告で問い合わせを集める」
「ブログからお客様がやってくる」
「SNSに見込み客がいる」
「ネットを使えば無料や低価で集客ができる」
と書かれた記事が履いて捨てるくらいにヒットします。
業務経験も同業者の繋がりもない入会したばっかり、もしくは開業準備者はネットで情報を集めます。
同業者のブログやサイトを眺めると、クオリティがあまり高くないウェブサイトが多いことに気が付きます。
行政書士事務所のウェブサイトは古臭いデザインや簡素すぎるサイトが比較的多いです。
このレベルならば俺でもできる勝てる!
そんなことを考えるようになっていきます。
そしてインターネットを営業の要と考えるようになってきます。
私がネット集客を始めるまでの心の動き
こんな感じですかね。
@インターネットで行政書士はネット集客が良いと書かれた記事を読む。
↓
A近隣の同業者のサイトをチェックする。
↓
B昔に作って碌に更新されていないサイトを見る。
↓
Cこのレベルなら、頑張れば俺でもネットで勝負できるかも。
↓
D飛び込みやテレアポなどのリアル営業は足元をみられるし、やりたくない。
↓
Eかと言ってDM(ダイレクトメール)やリアル広告はお金が掛かりすぎて無理。
(自分の場合は大失敗して二度とやりたいと思わない結果でした。)
↓
Fネットで自分の人柄が分かるようなサイトをやブログを作れば、自分が来てほしいお客さまだけで仕事ができると書かれたサイトをチェックする。
たいていはアメブロをやっている行政書士。
↓
Gその人のブログやサイトをストーカー並みにチェックする。
↓
Hこんなサイトを作れば俺も行政書士ができる。
こんな感じで私はネット集客をはじめました。

正直、安直ですね。
でもそんなものだと思います。
最初は無料ブログで自分の事や業務に関することを書いていきます。
そのブログのアクセスを事務所のサイトに流して、クライアントを獲得するという流れで始めました。
記事が増えてくるとブログのアクセスが増えて、少しづつですがコメントやお問い合わせが入ってくるように。

ブログに反応やお問い合わせがあるのと、
実際に受任に至ることは別問題です。
結局は営業センスみたいな物が必要になってきます。
せっかくのお問い合わせも取りこぼしてしまいます。
結果的には自分にはネット集客が向いているのかなと少し思います。
本気で勉強すれば、ネット集客はそれなりの成果が発生します。
いつかは自分も紹介だけでバンバン仕事が取れて営業活動やマーケティングが要らなくなるような行政書士になっていきたいです。
最後にサイトを作る前にアメブロやはてなブログでも何でも良いので、行政書士と関係のないブログで練習するとよいと思います。
ブログで文書の書き方や画像の処理方法をマスターしておくと、サイトを作るときに非常に助かります。

ブログの文書が下手だったり、内容が良くないと、ネット集客は逆効果になります。
皮肉なことに初期の私で実証済みです。
以前の記事でも書いたような気がします。
ある程度、無関係なサイトで練習をしてから、本格的に始めると良いでしょう。
ネット集客に耐える有用なコンテンツを作るために
今のご時世、中途半端なコンテンツでは勝負にすらなりません。
半端なコンテンツでは、検索結果の上位どころかインデックス(Googleに登録)すらしてもらえないのが現実です。

頑張って作っても、比較検討の対象にすらならないのは悲しすぎますね。
シッカリとしたコンテンツを作り上げるには、圧倒的なインプットが必要になります。
そのインプットを実現するには、研修や教科書を読み込みだけでは足りません。
色々な場所から情報をかき集める必要があります。
例えば無料メルマガもその観点から見ると非常に有効なツールです。
この講座は、私が数百を超えるメルマガを購読して良かったものだけを厳選しています。
(そのおかげで、メールボックスはメルマガだらけになってしまいました・・・)
